実行委員長挨拶

日本レジャー·レクリエーション学会
第51回学会大会 実行委員長
石井 浩子(京都ノートルダム女子大学/教授)

 この度、日本レジャー·レクリエーション学会第51回学会大会を、京都ノートルダム女子大学で開催させていただくこととなりました。本学において開催できますことを、大変光栄に思っております。昨年の第50回記念大会という節目の大会を終え、本学会大会は、新たな1歩を踏み出すこととなります。

  大会は、3日間にわたり、地域研究、基調講演、講演、シンポジウム、研究発表などを行う予定です。つきましては、会員の皆様方に多数ご参加いただき、ご協力を賜ると同時に、研究成果のご発表や話題提供もお待ちしております。よろしくお願いいたします。

 現在、コロナ禍が続いているため、開催方法はオンライン開催に決定いたしました。今後、ホームページにて、随時、ご案内申し上げますので、ご確認いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 皆様のご発表を大会実行委員会委員一同、心よりお待ちしております。是非とも、お誘い合わせのうえ、ご参加いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

会長挨拶

日本レジャー・レクリエーション学会
会長 前橋 明
(早稲田大学教授・医学博士)

 日本レジャー・レクリエーション学会の会長をさせていただいております、早稲田大学の前橋 明と申します。よろしくお願いいたします。

 さて、学会大会は、今年度で、第51回となります。学会大会は、京都ノートルダム女子大学の石井浩子教授に、実行委員長の労をとっていただいて、開催させていただくこととなりました。全国各地域から、レジャー・レクリエーション関係者が集まって研究を発表し、ともに語り合ったり、助け合ったりする機会を作っていただきましたことは、お互いが知り合い、学び合う中で、多くの相乗効果が期待できます。そのすばらしい機会と場を、今回、積極的に作っていただきました実行委員会の皆様に、心より感謝し、お礼を申し上げます。

 実行委員長の石井浩子先生は、人に対する思いやりや細かな配慮、人に対する優しさをもって、本学会大会開催の準備の労をとってくださいましたこと、また、各地から組織委員会のメンバーの方々も、心温かい先生方に集まっていただき、ともに素晴らしい会を準備してくださいましたことに、心よりお礼を申し上げます。

 なお、大会に先立ちまして、実行委員会企画で、本年8月22日(日)に、「コロナ禍の子どもの運動会」を主テーマに、オンラインのサマーシンポジウムを開催していただきましたことにつきましても、あわせて、心からお礼を申し上げます。約100名の方々にお集まりいただきましたこと、大変うれしく思います。

 ただ、現在も、わが国は、コロナ禍が続いているため、本学会大会の開催方法は、昨年に引き続き、オンライン開催と決定されましたが、会員の皆様の多数のご参加の申し込みとご協力を賜ると同時に、研究成果のご発表や話題提供も積極的に寄せていただき、コロナ禍ではありますが、オンラインで、盛大に開催されますことを、うれしく思っております。

 本学会大会は、1日目の地域研究をスタートにして、2日目からは、基調講演や特別講演、シンポジウム、研究発表などが計画されています。特別講演には、お二人の先生をお招きして、「コロナ禍での子どものあそびに関わる大人のあり方」と「コロナ禍の生活と外あそび」と題したお話を拝聴させていただきます。また、シンポジウムには、「コロナ禍における子どものあそびとレクリエーション」と題して、保育・教育のご専門の先生方に、話題を提供していただけます。

 本学会大会では、石井浩子先生のご専門や開催校の強みである「子ども教育」に焦点を当て、企画がなされました。実行委員会は、レジャー・レクリエーションを通して、子どもたちの笑顔がいっぱいで、子どもたちが幸せに育っていくことをめざして、言い換えれば、「未来ある子どもたちのために、大人や社会が本気になって、レジャー・レクリエーション活動を通した精一杯の子ども支援をして、子どもたちを幸せにしていきたい」と、今回の実行委員会には、主に関西地域の教育・保育・医学・体育をはじめとする多くの関係者の皆様が団結して準備をしてくださいました。よって、参加の皆様におかれましては、本学会大会へのご参加を通して、ぜひ、「皆様の地域でも、レジャー・レクリエーション活動を通して、子どもたちが心身ともに健康で、いきいきとした生活を営む」ことができますよう、良きアイデアや研究知見をもち帰って、それぞれの地の子どもたちの生活の中に、レクリエーション刺激を積極的に導入してがんばっていただきたいのです。

 そして、こうして準備された3日間を、あとは、私たちがしっかり利用させていただいて、実りあるものにしていくことで、実行委員会の皆様と協力・協賛していただきました企業や関係団体の皆様に対する「感謝」と「お礼」にさせていただきたいと思います。

 多くの関係者の皆様や協力してくださいました各団体に、感謝をさせていただきながら、これからの2日間の幕を開けていきます。ご参加いただきました多くのレジャー・レクリエーション研究者および指導者、保育・教育関係者の方々に、より有益な教育・研究の情報交換と親睦の場のもっていただけることを願っております。

 最後になりますが、皆様を歓迎するにあたりまして、早稲田大学大学院前橋研究室の舒 浩璐先生による、歓迎の舞「中国民族舞踊」にて、皆様を、温かく歓迎させていただきます。

みなさん、しっかり楽しんでください!

謝 辞

  • 地域研究解説:大西慎也先生(京都ノートルダム女子大学 准教授)「琵琶湖疎水散策~疎水記念館の見学/学校歴史博物館など」
  • 特別講演:嶋村仁志先生(日本プレイワーク協会 代表理事)「コロナ禍での子どものあそびに関わる大人のあり方」
  • 特別講演:阿部玲子先生(根っ子育てLink 代表) 「コロナ禍の生活と外あそび」
  • シンポジウム:「鵜飼真理子先生(さつきこども園 代表)・國領美佐子先生(正雀ひかり園 園長・前 小学校校長)・池田修三先生(ジャクパ 大阪エリア方面部長)・沼澤秀雄先生(立教大学 教授)「コロナ禍における子どものあそびとレクリエーション」 
  • 講話:髙田佳孝 先生(京都ノートルダム女子大学 講師)「子どものあそびとレクリエーション」
  • 講話:池内昌美先生(大阪成蹊大学 准教授)「幼児の生活と余暇時間の過ごし方および健康管理上の課題」
  • 舞踊:舒 浩璐先生(早稲田大学大学院)「中国民族舞踊」「子どものリズム・ダンス」

以上の実行委員会企画の講演・シンポジウム・講話に、ご協力を賜りました先生方に、心より御礼を申し上げます。